QA Heatmap Analyticsは誰もが簡単に使える可視的なツールを志向しています。これが大きな特徴ですが、イメージが湧きづらいと思いますので、飲食店の分析で例えて見ます。
飲食店なら分析箇所はイメージできるのに、なぜウェブサイトは難しいのか?

仮に飲食店を経営した場合、日々の売り上げを見ることは大切ですが、それだけでは店舗経営は改善はできないことは想像に易いと思います。こういった数値を見ることを我々はモニタリングと呼んでおり、分析と区別しています。
店舗を流行らせるためには、顧客に注目して分析する必要があります。しかしこれはよく考えれば誰でもわかることではないでしょうか。
例えば、売り上げの他に人通りやライバル店舗の調査などが必要です。
また来たお客さんがリピートしてくれないようであれば、そもそも顧客が満足しているかどうかを知る必要があります。これにはアンケートだけでなく(そもそもアンケートに本音で答えてくれることも少ないですから)顧客をよく観察することも重要です。
どんなメニューを食べていて、顔は笑顔か、また困っていそうなことはないか、そもそもどのような会話をしているのかなどから、サービス改善ヒントを得ることができます。
ウェブサイトもユーザーを可視化すれば分析箇所がイメージできる
多くのアクセス解析ツールは統計的なモニタリング機能を提供しており、どうしても数字を見ることがメインで顧客をイメージしづらくなっています。
かつウェブサイトは、残念ながら飲食店と違いユーザーがサイトを閲覧しているところを直接見ることができません。
そこでQA Heatmap Analyticsでは、ユーザーの可視化を提供し、多くのサイトオーナーに「ユーザーを見える化し、想像してもらいたい」と思っています。ツールとしては、下記のような可視化をメインとしたレポートを順次実装していく予定です。
可視化を提供する主なレポート
- 顧客行動の可視化
- 24時間セッションリプレイ(録画再生)
- クリックマップ(ボタンクリック数の計測)
- ヒートマップ
- アテンションマップ
- スクロールマップ
- リアルタイムビュー
- 顧客行動のマクロ的把握
- 各ページビュー
- 時間帯別アクセス
- 期間によるアクセスの比較
- セグメント
- 媒体別アクセスの区分け
- UTM関連での区分け
- コンバージョンユーザーの行動を後から確認