QA Assistants (v5) と QA Analytics (v4) では、データ保存先が異なります。このページでは、QA Analytics (v4) のデータ保存先について述べています。QA Assistants 更新前後のバックアップ取得やバックアップに戻す手順については、このページ後半をご参照ください。 QA Analytics では、WPデータベースとプラグイン固有の「データディレクトリ」を用いてデータ保存・参照しています。 WPデータベース ・・・主にプラグイン設定内容や計測データの情報整理 テーブル名の接頭辞の後ろが「 qa_ 」で始まるもの※接頭辞とは、WPサイト開設の際に設定したテーブルプレフィックスのことです。(wp_がデフォルトのことが多いようです。) 「wp_options テーブル」の option_name が「 qahm_ 」で始まるもの データディレクトリ ・・・計測データやログ ディレクトリ「wp-content/qa-heatmap-analytics-data/」一式 バックアップを取られる方へ 前述の通り、QA Analytics でデータを参照するには、WPデータベーステーブルとデータディレクトリ双方のデータが必要です。バックアッププラグインなどでバックアップを取得される際はご注意ください。 WPデータベーステーブルには、投稿記事・固定ページやユーザーなどのWPサイト情報から他プラグインの情報まで、幅広く情報が保存されています。バックアップ対象の範囲や復元される範囲には、充分ご注意ください。 QA Assistants (v5) 更新前にバックアップを取られる方へ QA Assistants への移行対象となるデータは、前述の通りです。 QA Assistants (v5) 更新後、QA Analytics (v4) のバックアップデータに戻される方へ QA Assistants 更新後は、データベーステーブル内容、データディレクトリの名称や階層が異なる形となります。QA Assistants 更新後に プラグインのみを旧バージョン (v4) に戻しても、移行したデータは参照できません。 QA Analytics のバックアップデータに戻す場合は、下記が必要です。(したがってプラグインも QA Analytics へとバージョンを戻す形となります。) ①プラグインをv4に戻す QA Assistants (v5) を一旦アンインストールします。 旧バージョン (v4.1.2.1) を再インストールします。※旧バージョンは WordPressプラグインページ (QA Assistants )の詳細ページ → 上級者向け設定「以前のバージョン」 からダウンロードできます。 ②バックアップデータを戻す 該当データベーステーブル、およびwp_optionsテーブルの行へ、バックアップデータを戻してください。同名のものが存在する場合は、値を上書きしてください。※WPデータベーステーブルには、WPサイトの記事情報から他プラグインの情報まで、幅広く情報が保存されています。復元される範囲には、充分ご注意ください。 データディレクトリ「wp-content/qa-heatmap-analytics-data」を、バックアップしたもので上書きしてください。
QA AnalyticsからQA Assistantsへ【重要】バージョン更新にあたってご注意ください
Note: This article is available in Japanese only. Please use your browser’s translation feature if needed. 日頃のご愛顧、誠にありがとうございます。 この度、新しく「QA Assistants」※をリリースします。QA Analyticsを更新することでQA Assistantsが利用できるようになります(QA Assistantsは、QA Analyticsの後継バージョンです)。 ※ アップデートの前に念のためバックアッププラグインなどでバックアップをご取得ください。 → QA Analytics データ保存先について(バックアップを取られる方へ) ▼リリース2025年11月2日 ※プラグイン名は当初の「QA Advisor」から、「QA Assistants」へ変更することとなりました。 QA Assistantsについて QA Analyticsは、次世代のデータ活用ツール「QA Assistants」に生まれ変わりました。 サイト改善アドバイス専門 AIアシスタント機能 Cookieレス計測、プライバシー配慮のデータツール 完全無料 もちろんこれまでご利用いただいていた以下の機能はそのまま利用できます。 サイト計測・アナリティクス機能(レポート・グラフ、目標設定) ヒートマップ機能 セッションリプレイ機能 ※一部の機能(SEO分析など)は、QA Assistantsでは構成を見直しています。 詳細は今後のアップデートでお知らせします。 QA Analyticsをご利用いただいている方へ – 更新にあたっての注意 – QA AnalyticsとQA Assistantsの違い QA Analytics(現行) QA Assistants(2025年11月以降) 導入費用 無料 or 有料プランあり 完全無料 月間 PV数上限 ・1万PV(無料)・契約内容による(有料) デフォルト 1万PV・変更可能。(qa-configファイル※の編集により、自身で変更可) データ保存期間 ・90日間(無料)・設定可能(有料) デフォルト 120日間・変更可能。(qa-configファイル※の編集により、自身で変更可) ※「qa-configファイル」とは、QA Assistantsプラグインのファイルの1つです。 全員共通 QA Assistantsリリース後、QA Analyticsプラグインを「更新」するとQA Assistantsに置き換わります。 QA Analyticsのまま利用したい場合、「更新」せずにそのままご利用ください。 QA Assistantsリリース後、QA Analyticsのアップデートは行いません。 QA Assistantsリリース後、QA Analyticsについての、WordPress公式サポートおよび有料サポートはなくなります。 QA Assistantsリリース後、QA AssistantsサポートはWordPress公式サポートフォーラムのみで行います。 ■ プラグイン自動更新をされている方 「QA Analyticsのまま使いたい」「しばらくしてからQA Assistantsを使いたい」という場合は、必ずプラグイン設定で「自動更新」を停止してください。お好きなタイミングで手動更新するようにしてください。 ■ 更新時の注意事項 QA Assistantsへの更新当日は、データ移行処理を行うため、一部の記録データやデータ表示に影響が生じます。以下の点にご注意ください。 更新当日はデータの表示ができません。移行処理中は、レポート画面などで「データがありません」と表示されますが、翌日以降に再び確認できるようになります。 […]
PHPメモリ上限・タイムリミットを設定する方法
QAアナリティクスでは、データ量が増えるとサーバー側の制限により「処理が途中で止まる」「データ集計ができない」といった問題が発生する場合があります。その代表的な要因が PHPのメモリ上限 および PHPの実行時間(タイムリミット) です。 1. なぜ必要か メモリ上限 (memory_limit)大量のデータを処理する際、サーバーで利用できるメモリ量が不足すると処理が強制終了することがあります。 実行時間 (max_execution_time)PHPには1回の処理に許可される最大実行時間が設定されており、データ量が多い場合、この制限を超えると処理が途中で終了してしまいます。 2. 推奨設定値 以下の値に設定することを推奨します。 項目 推奨値 memory_limit 1G(1024M)以上 max_execution_time 300秒(=5分) またはそれ以上 ※ php_memory_limitは多くのサーバーでは 256Mや 512Mがデフォルト設定になっていることが多いですが、安定した処理のためには 1G(1024M)以上 に設定してください。 3. 設定方法 環境に応じて、以下のいずれかの方法をお試しください。 方法1:レンタルサーバーの管理画面で設定する 多くのレンタルサーバー(例:Xserver、ConoHa)では、管理画面の「PHP設定」または「php.ini設定」から次の値を設定できます。 方法2:「 php.ini 」ファイルを編集する サーバー側で「 php.ini 」ファイルを設置・編集できる場合は、次の内容を記述します。 4. 設定が反映されたか確認する WordPressのサイトヘルスで確認してください。 または、QAアナリティクス > 「ヘルプ」画面内に表示されるサーバー情報欄を確認してください。サイトヘルスでサーバー設定値を確認する方法 5. 補足・注意事項 サーバーの契約内容によっては、これらの設定が変更できない場合があります。必ずお使いのサーバーのマニュアル等をご確認ください。
サイトヘルスでサーバー設定値を確認する方法
WordPressには「サイトヘルス」という標準ツールがあり、サーバー環境やWordPressの状態を簡単に確認できます。ここでは、特に PHPメモリ上限 や PHP実行時間(タイムリミット) などのサーバー設定値を確認する方法を説明します。 1. サイトヘルスとは? WordPress管理画面に標準搭載されている診断ツールです。サイトの安全性やパフォーマンスに影響する設定をチェックし、アドバイスを表示します。 2. 確認手順 1️⃣ WordPress管理画面にログインします。 2️⃣ 左側のメニューから「ツール」 → 「サイトヘルス」を選択します。 3️⃣ 「サイトヘルスステータス」画面が表示されます。 4️⃣ 上部の「情報」タブをクリックします。 5️⃣ 「サーバー」セクションを展開します。 ここに、現在のサーバー環境の詳細が表示されます。 3. 注目する項目 特に次の項目を確認します。 表示名 意味 PHP メモリ上限 memory_limit の現在値 最大実行時間 max_execution_time の現在値 PHP のバージョン 利用中のPHPバージョン 4. 補足:QAアナリティクス管理画面からも確認可能 QAアナリティクスの管理画面内「ヘルプ」タブにも、現在の WordPress バージョン、PHPバージョン、PHPメモリ上限、PHPタイムリミットが表示されます。 この情報はサイトヘルスと同様の内容ですので、どちらで確認しても問題ありません。 5. 設定変更後の確認に便利 サーバー設定を調整した後、これらの確認方法を使うことで設定が反映されたかすぐに確認できます。ただし、場合によってはキャッシュや設定の反映に時間がかかることがあるため、必要に応じてサーバー再起動やキャッシュクリアも検討してください。
処理が止まっているかもしれないと感じたときの確認ポイント
QAHMで集計や処理がうまく進んでいないと感じた場合、以下の確認をおすすめします。 1. QAアナリティクス管理画面の「ヘルプ」を開く WordPress管理画面でQAアナリティクス → ヘルプを開きます。 2. 「Debug」欄の cron_status を確認する ヘルプ画面の下部に「Debug」欄があります。ここに現在の cron_status が表示されています。 3. 確認すべき状態の例 次のような状態は、処理が正常に完了できず止まっている可能性があります。 状態の例 意味 いつまで経っても「 Idle 」にならない 正常な完了状態に戻れず、処理が途中で停止している可能性があります。 日中なのに「 Night > … 」と表示されている 夜間に完了すべき処理が、夜間中に終わらず残っている可能性があります。 その他、不自然な状態が続いている サーバーエラーやスクリプト途中停止の可能性があります。 4. 考えられる原因 このような状態は、以下の原因が考えられます。 サーバー側のメモリ不足(memory_limit 未設定または不足) サーバー側のタイムリミット超過(max_execution_time 不足) サーバー負荷や環境設定不足による途中停止 5. 対応について 一時的な問題の場合は、時間を置いて再確認してください。 サーバー設定を見直すことで解決する場合があります(例:メモリ上限・タイムリミットの調整)。 6. 関連記事 PHPメモリ上限・タイムリミットを設定する方法 サイトヘルスでサーバー設定値を確認する方法
Ver 4.1.2.0 を公開しています。
QAアナリティクスのご愛顧ありがとうございます。 この度、QAアナリティクスのバージョンが4.1.2.0になりましたのでお知らせいたします。 詳細はこちらをご覧ください。 □ アップデート情報 さまざまなバグを修正し、プラグインのセキュリティに対応し、全体的なパフォーマンスを向上させました 軽微な問題を解決し、プラグインの機能を改善しました
Ver 4.1.1.1 を公開しています。(ver4.1.1.0の一部環境における不具合修正版)
QAアナリティクスのご愛顧ありがとうございます。 この度、QAアナリティクスのバージョンが4.1.1.1になりましたのでお知らせいたします。 詳細はこちらをご覧ください。 □ アップデート情報 一部の環境において、データ計測数が著しく少なくなる不具合を修正
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QAアナリティクスのご愛顧ありがとうございます。 この度、QAアナリティクスのバージョンが4.1.1.0になりましたのでお知らせいたします。 詳細はこちらをご覧ください。 □ アップデート情報 「伸びているランディングページ」表に「ヒートマップ」リンクを追加しました QAアナリティクス専用権限を、既存ユーザーに付与できるようなりました その他軽微なバグFIX、UI改善
Ver 4.1.0.0 を公開しています。
QAアナリティクスのご愛顧ありがとうございます。 この度、QAアナリティクスのバージョンが4.0.0.0になりましたのでお知らせいたします。 詳細はこちらをご覧ください。 □ アップデート情報 月間計測PV上限が10,000PVに増えました(PV上限について) リンククリックイベントを目標に設定できるようになりました QAアナリティクス専用ユーザーを作成できるようになりました その他軽微なバグFIX、UI改善
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