ヒートマップのデータはリアルタイムのデータですか?

ヒートマップとして見えているデータは『現在時刻』のものではありません。データはリアルタイムで収集していますが、夜間にデータ処理・集計を行っているため、データが確認できるのはその集計が終わった後となります。ヒートマップで表示されているのは、前夜の夜間集計時点までに溜まっていたデータです。 なお、「リアルタイムビュー」画面ではリアルタイムの状況を知ることができます。

1ページ目から離脱ページの間にユーザーがたどった経路は計測できないのですか?

セッションリプレイではそのユーザーがどのページから流入してどのページを経由し、どのページから離脱したかが分かります。 ※セッション一覧の「再生」欄、該当ユーザーの録画再生ボタン(三角マーク)を押すと、セッションリプレイを見ることができます。

データオーナーシップに関して

QuarkAのリリースするプロダクトで取得されたデータは、インストールされた方のサーバーにストックされ、弊社の人間が閲覧およびアクセスすることはなく、そもそもできません。データの管理者はそのサイト運営母体であるべきというデータオーナーシップの考え方に基づいています。 関連記事▼データの保存(場所と期間)について また、QuarkAは 1st party Cookieを採用しており、その点でも弊社側からユーザーのデータを見ることはできません。 1st party Cookieとは? Cookieとは、サイト閲覧中に、ユーザーのブラウザにテキスト情報を保存する仕組みです。どんな情報を保存するかはその発行元(保存する人)に任されています。 発行元は大きく二種類にわかれます。「サイトオーナー」か、「それ以外(第三者)」です。 まずサイトオーナーが発行するCookieですが、例えばAmazonなどは「このブラウザはログイン済み」という情報をユーザーのCookieに保存しています。そのことにより、ユーザーは何回もログインしなくてすむようになります。このようにサイトオーナーが保存するCookieを1st party Cookieと呼び、サイトの利便性を高める目的などで使われます。Cookieの内容は発行元以外の第三者が覗く事はできませんので安心です。 では、それ以外の第三者は、いったい何をCookieに保存する必要があるのでしょうか?これは先ほどの「覗けない」ということが関係しています。 第三者はAmazonが発行したCookieは覗けません。では、自らがAmazonなどに頼んで自社製Cookieを発行してもらったらどうなるでしょうか?極端な例ですが、第三者としては、たくさんのサイトに同様に仕込みをいれ、各ユーザーが閲覧したタイミングで、隠れてその情報を逐次Cookieに保存できれば、各ユーザーのサイト閲覧状況を丸裸にし、行動トラッキング、属性推測、広告表示などに活用できます。気持ち悪いと思いますが、そういうことを行おうとするのが多くの第三者が発行するCookieの目的です。 このような第三者が発行するCookieはその名の通り3rd party Cookieと呼ばれ、主に広告目的で使用されます。Appleなどは特に個人情報保護の観点から問題視し、ITP(Intelligent Tracking Prevention)と呼ばれる仕組みで3rd party Cookieを遮断します。 昨今の個人情報保護の流れから、今後も3rd party Cookieへの風当たりは強くなる一方とみられ、正々堂々1st party Cookieをユーザーのために使っていくという姿勢が求められています。もちろんQuarkAもそのポリシーに則り、3rd party Cookieを発行することは一切ありません。

有料オプション契約者専用ページにログインできない(403エラーになる)

有料版ご契約時に、サポートサイトへのログインのご案内をしておりますが、初めてログインしようとした際、まれに以下のように表示され、ログインできないことがあります。 403 Forbiddennginx これは弊社サーバー側のセキュリティ設定に起因するものです。 大変お手数ですが、ライセンスキーをお届けしたメールに返信する形で、サポートチームまでご連絡いただけますようお願い申し上げます。

バックアップ系プラグインとの併用

バックアップ系プラグインとの併用では、以下の点に注意が必要です。 初めに、容量についてです。 QAアナリティクスは(一時的とはいえ)まずデータベースにデータを貯めます。取得対象PV数によりデータ容量が増大しますが、1PVで1レコード増加します。そのため、通常に比べ、バックアップする容量がだいぶ増えることになります。 従って、バックアップ時のサーバー負荷も高くなりやすく、容量もぐっと大きくなります。 『updraft』などの著名なバックアッププラグインでは、データ容量に応じてバックアップができなくなりますので、アクセス数が多いサイトでは別のバックアップ方法に切り替えるか、QAアナリティクスのデータを除外する必要があります。▼バックアップからQAアナリティクスのデータを除外する場合・データベース:「{あなたが指定したWPDBのprefix}_qa_xxx」という名前のTableを除外・ファイル:  ディレクトリ「(wp-content/) qa-heatmap-analytics-data」を除外 次に、バックアップ時刻です。 自動バックアップを設定している時刻に、サーバーにたくさんのアクセスがある場合、バックアップとQAアナリティクスのデータ処理の両方によって、サーバーへの負荷は高くなります。初期設定の場合、QAアナリティクスの夜間バッチ処理は深夜3時から6時の間に行われます。 サーバーのスペックが高くない時(特にメモリが小さい時)は注意が必要です。場合によってはQAアナリティクスを停止(無効化)した上で、負荷のない安全な時刻に手動バックアップを行って頂くことをおすすめします。